ガジェット

電子ピアノのサスティンペダルの極性反転器を作る話—YAMAHAのペダルをCASIOのピアノで使いたい

タイトルの意味がわかる方は、一度その罠にハマった経験のある方とお見受けします。 電子ピアノのサステインペダル(ダンパーペダルとも)には、「ノーマルオープン」と「ノーマルクローズ」という2種類の極性があって、メーカーによって、どちらを採用して…

100均のLEDミニランタンを1/fゆらぎ化改造する話

2020年も残すところあとわずかですね。 今年最後の記事は光りモノの話です。2021年が明るい一年になりますように。 さて、早速ですが、100均でなかなか可愛らしいミニランタンを見つけました。 芯出しツマミのところがスイッチになっていて、なかなか良い感…

LEDキャンドルについての研究報告—LED2つで、ちょっぴりリッチなゆらぎ表現を—

この記事は、Arduino Advent Calendar 2020 - Qiitaの17日目の記事です。 さて、今年もクリスマスシーズンがやってきましたね🎄 今日は、クリスマスといえば欠かせない、キャンドルにまつわる自由研究の成果についてご報告します。

カシオの名作ミニキーボードSA-46(UK-01)をハックする話—その2:途中経過&ESP32でMCP23S17を使うメモ—

前の記事はこちら www.creativity-ape.com さて、前回鍵盤の読み取りまではうまく行ったものの、コントローラーに打鍵情報を送信するところで、かなりハマりました。 その後も、いろいろと紆余曲折があったので、ここでいったん途中経過をまとめます。

カシオの名作ミニキーボードSA-46(UK-01)をハックする話—どうにかしてサステインペダルを付けたい—

さてさて、カシオの「SA-46」という、低価格ながら最高に遊べる32鍵のミニキーボードがありまして... カシオといえば、まず時計や計算機が思い浮かびますが、キーボード・電子ピアノ界隈でもけっこう大きいシェアを握っているそうです。 個人的な偏見ですが…

Attiny85 & Arduinoで、和音を鳴らせるオリジナルメロディーカードを作る話—前編 電子オルゴール部分を作る—

さて、バースデーカードなんかで、開いたりボタンを押したりすると、音楽が鳴るのがありますよね? あれを、好きな曲で作りたいなって思いました。 こんなカード 学研ステイフル 誕生日カード ライト付 ミュージックカード 花火 B88157学研ステイフル(Gakken…

エルゴノミックな自作キーボード Dactyl Manuform の使い心地を最高にするスタンドを作った話—いよいよエンドゲーム—

さて、昨年の1月に、エルゴノミックな自作キーボードが「Dactyl Manuform 4×5」を組み立てましたが↓ www.creativity-ape.com あれから、メインキーボードとして使い込みつつ、ベストな設置方法を模索していました。 結果、ロール方向に約15度傾けるのが、自…

小さなArduino互換機Digisparkで自作キーボードを作る話 ビルド編(ハード)

この記事の続きです↓ www.creativity-ape.com 少し長くなりそうなので、ビルド篇はハードとソフトに分けました。まずはハードのほうから。

小さなArduino互換機Digisparkで自作キーボードを作る話 構想編—アナログ入力で複数キーを読む方法について—

ワケあって、あるソフト用のショートカット専用キーボードを、3台ほど作ることになりました。 このキーボードを作る様子を、構想編とビルド編の2回に分けてお送りします。 完成予想図

1,400円の「6N3真空管バッファプリアンプキット」の電源発熱対策—ヒーター電源回路をプチ改造—

Aliexpressで買った、安い真空管プリアンプキットを改造する話です。組み立て編はこちら↓ www.creativity-ape.com www.creativity-ape.com さて、このアンプに使われている真空管、「6N3」は、ヒーター電源のために6.3Vが必要です。 そのため、AC12Vを整流し…

1,400円の「6N3真空管プリアンプキット」を組み立てた話—後編 ケースをつくる—

前編はこちら www.creativity-ape.com 追加の部品を揃えて、端材の上に仮組みしたのが去年の8月頃でした。あれから半年越しで、ようやく後編、ケースを作った話をまとめます。

格安中華BTLアンプ3ch疑似サラウンド環境を5chにアップグレードした話—BTLで5chスピーカーマトリックス—

この記事の続編です。 前回はステレオにセンター(L+R)を足して、3chにしました。今回はさらにサラウンドのL(L−R)とR(R−L)を追加して、5chにしてみようという話です。 このサラウンド成分は、ステレオからフロントセンターを引いた音になるので、擬似…

大画面スマホ用のグリップをデザインして、iPhone 11を飼いならす話—レーザーカットで自作スマホグリップ—

さて、最近iPhone 11を買いました。proじゃない無印のほうね。 www.apple.com いままで使っていたiPhone SEからすると、4世代バージョンアップになるので、無印でも別次元の使い心地です。とくにスピーカーすごい。 しかしまあ、6インチともなると、片手持ち…

ESP8266にwifi経由でArduinoスケッチを書き込めるライブラリ「ESP8266 Web Update」のUIを、力技でマシな見た目にする話—ElegantOTAは使わないコース—

タイトルのまんまです。 超ニッチな話だと思いますが、自分用の備忘録をかねて書きます。 この記事は、こんな人向けです Arduino環境でESP8266を使っている 「ESP8266HTTPUpdateServer library」の標準UIがちょっとしょぼいなって思った 細かいことは気にし…

定番歪みエフェクターTube Screamer Miniの激安コピー品に、クリッピングダイオードmodをブチこんでみる話—前編—

こんにちは、今回も音響機材ネタです。 先日、安い歪(ひず)みエフェクターを買いました。 KOKKOというブランドの、Miniサイズのオーバードライブです。 KOKKO FOD3ミニ オーバードライブ ギターエフェクトペダル エフェクトペダル トゥルーバイパス式 魔法…

1,400円の「6N3真空管プリアンプキット」を組み立てた話—前編—

さて、トランジスタが発明される以前、アンプの増幅素子には、真空管というものが使われていました。 この、まるで工芸品のような、緻密な金属構造の収まったガラス球が真空管です。 こんな一見電球のような部品に音楽が流れ込むと、それが電気で増幅されて…

エルゴノミックな自作キーボード「The DMOTE」をビルドする—中編:ヤスリ地獄脱出とMX化成功の巻—

前編はこちら at-you-key.hatenablog.com ある午後のこと。 注文していたパーツが、中国の関税を無事通過したらしいという知らせを横目に、僕はClojureとYAMLで書かれた「The DMOTE」のソースをぼーっと眺めていました。 すると、意味不明だったその文字列の…

エルゴノミックな自作キーボード「The DMOTE」をビルドする—前編—

こんにちは、今日は久しぶりに自作キーボードネタを一本。 さてさて、以前Dactyl Manuformというキーボードをビルドした話を書きましたが、今日のテーマはその進化系「The DMOTE」についての話です。 自作キーボード界隈というのは基本的にリミックス文化圏…

自作ネオンサインの作りかた—ELワイヤーでネオン風サインを作ろう—

数ある光り物のなかでも、独特の魅力があるネオンサイン、最近はおしゃれなカフェなんかでもよく見かけますね。 今回は、ELワイヤーという、手軽にネオン管のような光を再現できる素材を使って、ネオン風のサインボードを作る方法を紹介しようと思います。 …

デュアルディスプレイは縦並びがおすすめという話―やっつけVESAマウントスタンドをつくろう―

ところで、パソコンをマルチディスプレイにする時って、2画面の場合大抵横並びに置きますよね、こんなふうに。 しかし、このレイアウトって、首の動きが左右どちらかに偏りがちで、デスクワークで長時間過ごすと、首・肩こりの原因のひとつになっている気が…

格安中華BTLアンプで疑似サラウンドを楽しむ話―LP-2024A+で3chスピーカーマトリクス―

この記事には、オーディオ機器をリスクにさらす内容が含まれています。 書かれていることを試す場合は、うっかり大切な機材を壊してしまわないように、じゅうぶん気をつけてください。 さて、僕の家では値段の割によく鳴る中華アンプに、スピーカーを3個つ…

キーボード付きの3DプリントiPhoneケースを作った話

さて、ブログを始めたので長文を書く機会が増えました。ここの記事は主にiPhoneで書いていて、なんとなく物理キーボードがあると良いような気がしてきたので、iPhone SE用のキーボード付きケースを作ってみました。 まだ完成してないのでとりあえず試作機の…

ペン型マウス改造への道 その5―マウスを改造していたはずが、自作していた話―

何を言っているかわからねーと思うが...(略 さて、前回の記事「ペン型マウス改造への道 その4」までは確かにペン型マウスを改造していましたが、いつのまにか元のマウスの要素が1箇所もなくなってしまいました。 そういうわけで、今回はそこに至った経緯を…

ダイソーの300円ワイヤレスマウスを分解して回路図と部品表を書いてみた話

最近流行り(?)の100均300円マウスを分解してみたので、メモを兼ねてその話を書いておきます。

ペン型マウス改造への道 その4

さて、寄り道しまくっていて間を空けてしまいましたが、この記事の続きです。 at-you-key.hatenablog.com

ペン型マウス改造への道 その3―さあ、君に新しい身体を与えよう―

ペン型のマウスを買ったものの、使い心地が気に入らないので分解してスイッチを交換して、その結果そもそもデザインが悪いんじゃない?てなって、使いやすい形を求めて粘土で原型を作り、3DスキャンしてCADに取り込んだのが前回までのお話。 at-you-key.hate…

ペン型マウス改造への道 その2―クレイモデルと3Dスキャンの話―

さて、ペン型のマウスを買ったものの、使い心地が良くないので分解してスイッチを交換して、その結果そもそもデザインが悪いんじゃないかってなったのが前回までのお話。 at-you-key.hatenablog.com そして今回は、それを力技でどうにかしようという話です、…

ペン型マウス改造への道 その1

この記事の続きです、今回はいよいよ改造編。 at-you-key.hatenablog.com

いかにしてペン型マウスを改造するに至ったかという話

さて、最強のタイピング環境を手に入れたことにより「こりゃデスクワーク無双待った無しかな!?」と思ったのも束の間、次は当然マウスのことが気になってくるわけです。 そんなわけで、今出回っているエルゴノミックなマウスの中で、ひときわ異彩を放ってい…

エルゴノミックな自作キーボード Dactyl Manuform のキーマップをカスタマイズした話

先週 自作キーボードの Dactyl Manuform を作った話 を書きましたが、自作キーボードの醍醐味といえばやはりキーマップのカスタマイズです。 自分の用途や手癖に合わせて自由にキーを並べ替えたり、複数のキーを1つにまとめてショートカット専用キーを作っ…