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少し長くなりそうなので、ビルド篇はハードとソフトに分けました。まずはハードのほうから。
ケースの設計
ケースは先人たちが用意してくれている便利ツールを活用して、サクッと作りましょう。
まず、「Keyboard Layout Editor (http://www.keyboard-layout-editor.com)」に、前回考えたレイアウトを打ち込みます。
そうしたら、いったんRaw Dataの文字列をコピーしておきましょう。
つぎに、「Plate & Case Builder (http://builder.swillkb.com)」を開い、「Plate Layout」のところに先ほど、コピーした文字列を貼り付けます
あとは、適当にパラメータをいじってから、Draw My Cad!をクリックすれば、レーザーカット用のケースのデータが自動描画されます!
ファイル形式はSVG、DXF、EPSから選べるので、好きな形式でダウンロードし、必要に応じてCADやイラレで手直しして、3mmのアクリル板をカットしておきます。
コントローラーまわりの設計
前回計算したこの回路を、Digisparkで読み取るようにします。
抵抗器はラインナップが整数刻みじゃなくて、4kΩと8kΩが無いので、2kΩと16kΩの合成で作ります。
※抵抗のラインナップについては「E24系列」を調べてみてください。
あと、今回は専用基板を作るほど量産しないので、回路は空中配線で作っていこうと思います。
材料
そうして、残りの材料も揃えたのがこちら。
- ケース(M3のインサートナットを取り付けておく)
- M3ネジ
- Digispark
- 抵抗
- 1kΩ ×1
- 2kΩ ×3
- 16kΩ ×2
- 9.1kΩ ×1
- スイッチ
- キーキャップ
組み立て
スイッチの取り付け
回路は空中配線
続いて、キースイッチの足に抵抗をハンダ付け、4kと8kは合成抵抗です。(読むのは合計値なので、並び順はどうでもいいです)
ケースの組み立て
キーキャップを取り付ければ完成です。
ソフト編につづく
これでハードはできたので、あとは次回、ソフト編で完成です!