Fusion360

34%超ロープロキーボード「hp0」を作った話—RP2040Zero&Choc V1でエンドゲームする—

さて、近ごろ出先で作業をすることが増えてきて、持ち運びに便利なコンパクトなキーボードが欲しくなってきました。 以前作った34キー向けのさいきょうのキーマップがあるので、これを活用できる34キー超ロープロファイルキーボードを設計することにしました…

木材NC加工サービスの「EMARF」を利用して、ホームシアターのセンタースピーカーYAMAHA NS-C120用のスタンドをつくった話—

さて、すこし前のこと、ホームシアターのセンタースピーカー用に、スピーカースタンドを買おうと考えました。 うちのホームシアターは、中古品の寄せあつめで格安セットアップしていて、センタースピーカーには3,000円ほどで手に入れたヤマハ NS-C120を使っ…

証券所のティッカーみたいな細長い電光掲示板を作る話—MAX7219モジュールとRaspberry Pi Pico (rp2040)とMicrPython

わけあって、証券所のティッカーみたいな、細長い電光掲示板が必要になりました。 既製品も色々ありますが、今回の用途にはややリッチすぎるので、自作することにしました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){ar…

30%キーボードPiPi Gherkinにキー4つとLEDを増設する話—これもまたひとつのエンドゲーム—

序論 「人類には早すぎるキーボード」とも称される30%キーボード「Gherkin」 フルキーボードの約100キーに対し、30キーしかないという、初見では俺にゃ無理だよ!と言いたくなるようなキーボードですが、そのピーキーさゆえ、一度気になり始めるとその存在が…

ラズパイPicoベースの30%自作キーボード "PiPi Gherkin" のビルドログ—ついでに3Dプリントケースも作った—

最近キーボードの話ばっかりですが、ひとしきりやって満足したら他ジャンルのネタも出していくので、も少しお付き合いください。 これまでは、人間にとっての使いやすさを追求する、エルゴノミックキーボードに傾倒しててDactyl Manuform を作り込んできまし…

3Dモデルからテクニカルイラスト風の線画を簡単に描く話—あるいはBlender2.9x以降でFreestyleを使う手順—

さて、マニュアル的なものを書くときに、手元にある3Dモデルから、サクッとテクニカルイラストっぽい線画を作りたいなって思うことはありませんか? そんなとき、BlenderのFreestyle機能を使うと、簡単に線画をレンダリングすることができます。 手順を忘れ…

定番自作キーボード「Ergo42 Towel」を、よりエルゴノミックな感じにカスタムする話—3Dプリントでケースをつくる—

近頃はDactyl Manuformばっかり触っていますが、僕が自作キーボード界隈に踏み入るきっかけになったのは、Ergo42 Towelというキーボードでした。 Ergo42 Towelshop.yushakobo.jp 立体配列にハマってからというもの出番がなくなっていましたが、最近キーボー…

エルゴノミックな自作キーボード Dactyl Manuform のカスタムモデルを作る話 その1—コンセプト&基本設計編—

さて、約2年前にDactyl Manuform を作り、エルゴノミックキーボードデビューを果たしてからというもの、いまでは完全にメインキーボードとしてヘビーユースしています。もう平らなキーボードだけの生活には戻れない体になってしまいました。 (このビルドロ…

エルゴノミックな自作キーボード Dactyl Manuform の使い心地を最高にするスタンドを作った話—いよいよエンドゲーム—

さて、昨年の1月に、エルゴノミックな自作キーボードが「Dactyl Manuform 4×5」を組み立てましたが↓ www.creativity-ape.com あれから、メインキーボードとして使い込みつつ、ベストな設置方法を模索していました。 結果、ロール方向に約15度傾けるのが、自…

大画面スマホ用のグリップをデザインして、iPhone 11を飼いならす話—レーザーカットで自作スマホグリップ—

さて、最近iPhone 11を買いました。proじゃない無印のほうね。 www.apple.com いままで使っていたiPhone SEからすると、4世代バージョンアップになるので、無印でも別次元の使い心地です。とくにスピーカーすごい。 しかしまあ、6インチともなると、片手持ち…

キーボード付きの3DプリントiPhoneケースを作った話

さて、ブログを始めたので長文を書く機会が増えました。ここの記事は主にiPhoneで書いていて、なんとなく物理キーボードがあると良いような気がしてきたので、iPhone SE用のキーボード付きケースを作ってみました。 まだ完成してないのでとりあえず試作機の…

ペン型マウス改造への道 その5―マウスを改造していたはずが、自作していた話―

何を言っているかわからねーと思うが...(略 さて、前回の記事「ペン型マウス改造への道 その4」までは確かにペン型マウスを改造していましたが、いつのまにか元のマウスの要素が1箇所もなくなってしまいました。 そういうわけで、今回はそこに至った経緯を…

ペン型マウス改造への道 その4

さて、寄り道しまくっていて間を空けてしまいましたが、この記事の続きです。 at-you-key.hatenablog.com

ペン型マウス改造への道 その3―さあ、君に新しい身体を与えよう―

ペン型のマウスを買ったものの、使い心地が気に入らないので分解してスイッチを交換して、その結果そもそもデザインが悪いんじゃない?てなって、使いやすい形を求めて粘土で原型を作り、3DスキャンしてCADに取り込んだのが前回までのお話。 at-you-key.hate…

ペン型マウス改造への道 その2―クレイモデルと3Dスキャンの話―

さて、ペン型のマウスを買ったものの、使い心地が良くないので分解してスイッチを交換して、その結果そもそもデザインが悪いんじゃないかってなったのが前回までのお話。 at-you-key.hatenablog.com そして今回は、それを力技でどうにかしようという話です、…