100均のLEDミニランタンを1/fゆらぎ化改造する話

2020年も残すところあとわずかですね。

今年最後の記事は光りモノの話です。2021年が明るい一年になりますように。

さて、早速ですが、100均でなかなか可愛らしいミニランタンを見つけました。

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芯出しツマミのところがスイッチになっていて、なかなか良い感じ。

これを改造して、こないだ作ったゆらぎ回路↓を組み込んでみようと思います。

www.creativity-ape.com

まずは分解してみる

底面のネジを4つ外すだけで、簡単に分解できます。

中身は、LEDとスイッチと11Ωの抵抗でした。それと、ケースがLR41×3の電池ボックスを兼ねています。

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LEDまわりに多少隙間があるので、SOPタイプのATTiny85ならじゅうぶん収まりそうですね。

電源も1.5×3で4.5Vなので、そのまま使ってしまって問題なさそうです。

LEDと抵抗は使わないので、外しておきましょう。

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プログラムの改良と書き込み

前の記事から2つ変更したところがあります。

①電流制限抵抗を廃止

PWM点灯だし、ピークになるのは一瞬だからいいでしょ、という判断です。

念のためPWMの上限は255から200に変更しました。

②P2をLED用のGNDとして使う

前回はATTinyのGNDピンに、電源のマイナスとLEDのカソードを繋ぐ設計にしていたので、細かい作業で分岐の配線するのが面倒でした。

そこで、P2にLOWを出力して、LED用のGNDとして使うことにしました。

ソースコードはここに置いておきます。

github.com

改良版のプログラムを、前回同様ATmega32U4asISPで書き込みました。

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コントローラーの取り付けと配線

空きスペースに、ATTinyを仰向けに貼り付けます

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裏返しなので、間違えないようによく確認しながら配線します。

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細かい所の配線材の代用品

あと、細かいところの配線には、スピーカーケーブルの端材をほぐした芯線を使いました。

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ポリウレタン銅線とかの手持ちが無い時の裏技です。

絶縁が必要な場合は、マニキュアとかでコーティングしたら良いと思います。

完成!

そうして、配線したものがこちらです。

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うまい具合に空きスペースに収めることができました。

あとは元通り組み立てれば完成です。

それでは、良いお年を!