キーボード付きの3DプリントiPhoneケースを作った話

さて、ブログを始めたので長文を書く機会が増えました。ここの記事は主にiPhoneで書いていて、なんとなく物理キーボードがあると良いような気がしてきたので、iPhone SE用のキーボード付きケースを作ってみました。

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まだ完成してないのでとりあえず試作機の写真

3Dプリントの筐体に小型のBluetoothキーボードを組み込んでいます。中身のキーボードはこちら。

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とてもコンパクトなカード型キーボードで、自作キーボーダー界隈にも人気の高いOrtholinear(格子配列)タイプです。

キーマップはかなりクセのある感じで、使いやすいとは言えませんが...まあ可愛いからよしとしましょう。

こだわりポイント

絶妙な角度

キーボードと画面は、絶妙に使いやすい角度で固定してみました。

ヒンジを付けて折りたたみ式にする案もありましたが、こっちの方が物質的な存在感があって、モノリスみたいでカッコ良い気がします。

未来っぽさの蛍光グリーン

なんか未来っぽい感じにしたかったので。 f:id:at_you_key:20190417224154p:plain

iPhoneの固定はスリット方式

構造をなるべくシンプルにしたかったので、iPhoneの固定は素材の弾性で挟む方式にしました。

キーの仕切りを厚くした

キーストロークが深くて、隣のキーを押してしまうタイプミスが多発したので、仕切りを1mm厚くしました。

これが効果てきめんで、「まあまあ打ち辛い」だったのが「そこそこ使える」レベルになりました。

元のケースの表側を取り外して置き換えるかたちです。ケースはツメ留めなので、合わせ目からマイナスドライバーを差し込んで少しこじると簡単に外せました。

背面に長孔

背面には、キーボードの充電端子や、iPhoneのスイッチ類にアクセスするための長孔を設けました。

縦持ちするときにはグリップとしても機能してくれるので、ちょっと便利です。

ヒートインサートナットを使ったねじ止め

表側はなるべくシンプルにしたかったので、インサートナットを使って、裏からねじ止めする方式にしました。

M3×3mmのものを選びました。4mmの穴を空けておいて、ハンダごてで熱圧入します。

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シリコンのゴム足

スリットの両隣には、滑り止め兼姿勢安定用のゴム足をつけることにしました。

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ゴム足貼り付け用の座ぐり

このゴム足、100個で約150円と激安でしたが、100均の8個入りのウレタン足より断然高性能で、1シート買っておくとなにかと重宝します。

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まとめ

完成したら追記します!