Bambu lab A1 miniでプリントできるソプラノトロンボーンのビルドログ

最近Bambu lab A1 miniを衝動買いして、なんでもいいからプリントしたい欲まみれ期間真っ只中です。

A1 miniについてはいろんなレビューが出ているので詳しくは触れませんが、価格面も使い勝手も、総合的に家電レベルまで来ているプリンターだなと思いました。 数年前の3Dプリンターと比べて、もう完全に別物という感じなので体験することをおすすめします。

そしてマイ3Dプリンターの醍醐味のひとつが、世界のどこかの誰かが作ったモデルをプリントすることだと思います。遠い場所でデザインされた立体物が手元で出力されるのって、なんだかSFに出てくる転送装置みたいでロマンがありますね。

さて、そんな気持ちでMaker Worldをディグっていたところ、A1 miniでも印刷できるソプラノトロンボーンのモデルを見つけました。

makerworld.com

中学生の頃、吹奏楽部でトロンボーンをやっていたので、なんだかとてもソソられてさっそく作ってみました。

今の時点では組み立てマニュアル準備中とのことなので、ビルドログを書いておきます。

用意するもの

● 接着剤

溶着系の接着剤がよさそう、アクリサンデーの接着剤を使いました。

● 紙やすり(耐水ペーパー)

240番と400番を使いました。

● 直線のガイドになるもの

スライドの接着のときのガイド用、アルミアングルなど

STEP1 パーツをプリントする

Maker WorldからA1 mini用プロファイルをダウンロードしてプリントしましょう。

とりあえずPLAベーシックで、設定そのままでプリントしました、サポートもデフォルトのやつ。

スライドとリードパイプ(一番長くて細いパイプ)は、滑らかにスライドするように、なるべく積層ピッチ細かめが良いかも。

STEP2 スライドパーツの接着

スライドは半分に分割プリントされるので、同じサイズのパイプを2本づつ接着します。

真っ直ぐ接着できることがとても重要なので、金属アングルなどをガイドにすると良いと思います。

写真はアルミのチャンネルをガイドにして接着し、次ステップのヤスリがけまでやった様子です。

STEP3 スライドとリードパイプのヤスリがけ

スライドとリードパイプは、表面をヤスリがけしておくと良さそう。240番→400番の紙やすりで磨いてみました。

空研ぎのやすりだとすぐ目詰まりしてしまうので、耐水ペーパーを使いました。

接着したスライドは無理な力をかけると折れやすいので、Step2で使ったガイドで支えながら磨くと良いです。

STEP4 残りのパーツを接着

丸の部分をアクリサンデー接着剤で接着します。

スライドの取り付け角度はお好みで、窮屈にならないよう90°より少しだけ広いくらいが良い気がします。

ベル側とマウスピース側で少し形がちがうので、間違えないように。

STEP5 リードパイプを取り付ける

最後にリードパイプ(という部品をはじめて知りました)を差し込みます。

完成!

モデルの作者が試奏動画をアップしてくれていたので貼っておきます、なんかとても良い。

files.fm

とっても軽くて可愛くて、思いの外ちゃんとした音が出てとても楽しいです!

マウスピースもプリントモデルに含まれていて、ちゃんと使えますが、相当滑らかに磨かないと若干吹き辛さはある気がします。

トランペット用がちょうど良いそうなので、Amazonで安いのを注文してみました、楽しみ。

さて、つぎは何をプリントしよっかな。