今日はちょっとだけレザークラフトの話題を。
写ルンですってあるじゃないですか、富士フイルムの。そのレザーカバーを作ってみました。
なかなかいい感じにできたので、型紙をシェアしますね。※作っている途中の写真は撮り損ねたので、想像力で補完しながら読んでください。
型紙のデータ
Boothで無料ダウンロードできるようにしておきました👇 creativity-ape.booth.pm
96dpiのSVG形式なので、ダウンロードして等倍で印刷して型紙にするか、レーザー加工機にカットデータとして読ませるなどして使ってください。
とくに、曲線の滑らかさがこだわりポイントです。
必要なもの
材料
- 革
- 1.5mm厚くらいで200mm×60mmが取れるサイズ
- ばねホック(小)
- ハンズや手芸用品店で買えます
- トコノール
- 床(裏面)とコバ(断面)に塗って毛羽立ちを防ぐため
- 仕上げ用のオイル
- ニーフットオイルや蜜蝋など、お好みで
道具
- ホック打ち
- 木槌か金槌
- 床、コバ磨き
- スリッカー、または滑らかな木片や丈夫な布でもOK
- 革を切る工具
- カッターナイフ、レーザー加工機など、型紙通りに切れればなんでもOK
革を仕入れる
小物の部類なので、端切れとして安く売っている革でじゅうぶんです。
革端切れは、都内だったら浅草橋の問屋街や、新宿紀伊國屋本店のところのヤンピ、同じく新宿のオカダヤ4F、東急ハンズなんかで見つけることができます。
特に、問屋街は品揃えが段違いなので、見て回るだけでもたのしいです。日祝休みの店が多いので、行くときはお気をつけて👇
カットする
カットの綺麗さは仕上がりに直結します。カッターを使う場合は新しい刃を出して、なるべく切れ味の良い状態で作業しましょう。
レーザー加工機を使う場合は、SVGをそのままカットデータとして使えると思います。
コバ・床を磨く
カットしたままの革は、断面と裏面が毛羽立ちやすいので、トコノールをつけて磨きます。 ここにしっかり時間をかけるほど、仕上がりのグレードが上がります。
レーザーで切った場合は断面が焦げるので、先に紙やすりで炭になってるところを落としておくと良いです。
ばねホックをつける
仕上がり写真を参考に、取り付け向きだけ注意して取り付けましょう。
仕上げ
写ルンですに合わせてみて折り目をつけたり、ヌメ革の場合はオイルで仕上げたりして完成です。
個人的におすすめなのは、ニーフットオイルです。
まとめ
レザークラフトで時間のかかりがちな縫いの工程が無いので、1時間くらいあれば作れると思います。
写ルンですはもともとのデザインがシンプルなので、レザーカバーでラベルを隠してあげると落ち着いた印象になってなかなかカッコいいです。
ついでに写ルンですがどんなに素晴らしいカメラか!って話もしたいところですが、今日はここまで。